介護業界プロによる、高齢者向け住宅、老人ホームのご提案

有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違い

老人ホーム探しの注意点
有料老人ホームは3種類ほどあります、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームです、それぞれ違いますのが、健康型有料老人ホームはまず存在が希少です。サービス付き高齢者向け住宅(サ付き住宅)はまた有料老人ホームとは違う目的の住宅です。ここでは一般的な違いを掲載いたします。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは俗に民間の特養(特別養護老人ホーム)とも言われてまして、介護に関するサービス、設備が非常に充実していると言われてます。
民間企業が運営するので、当然営利目的のホーム運営が行われております。
現状は、富裕層向けのホームが多く、入居一時金や月額利用料もかなり高いのが一般的です。
ですが、昨今以前の様なユーザーが減り、入居一時金が無い介護付き有料老人ホームも増えております。
富裕層向けは一般的ではないので、一般向けの介護付き有料老人ホームのお話をさせて頂きます。

 

介護付き有料老人ホームの介護サービス

介護付き有料老人ホームの介護付きってどういう意味?って疑問がわきませんか?
これは有料老人ホーム自体に介護サービスをする権利を都道府県等から許可を得ている有料老人ホームの事なのです。
ですので、介護保険金額も介護度ごとに毎月固定(通称:まるめと言います)になります。
良く言えば、毎月固定なので利用料が安定しているのです。
ですが、きちんとしたタイムスケジュールで介護サービスが行われていなくても運営会社は介護保険請求が出来るので、正直ホームにより格差が生じているのも事実です。

 

有料老人ホームには居室にトイレが無い

実は有料老人ホームには居室にトイレが無いのが一般的なんです。
理由は、有料老人ホームを都道府県に許可申請する際、居室にはトイレは必要がないと指導されているからです、
ですので有料老人ホームで居室にトイレがある売位は富裕層向けや、運営会社の会ご方針等で設定されているのが実情です。
トイレが無いので、病室の様に感じるのは仕方がないかもしれません。
また、一般的に居室の面積も約8畳あれば許可がおりますので8畳タイプのお部屋が多いと思います。
当然、クローゼット、洗面もありません。
それでは、日々のトイレはどのような仕組みになっているでしょうか!
有料老人ホームにかかわらず、トイレは時間制のホームが多いようです。
信じがたい事ですが、職員を最低人数で運営しているホームが多いためこの様な形態が存在します。
認知症の方や、体のご不自由な方のおむつが増えるのですね。
以前、某有名介護付き有料老人ホームが「脱おむつ宣言」なんてしてましたが、介護業界では常識的な事がトイレ無し居室でおむつなんですね。
正直、私は介護業界出身ではなく老人ホームを経営していたので驚きました。

 

介護付き有料老人ホームの介護スタッフ

介護付き有料老人ホームにかかわらず、特養、グループホーム等も介護スタッフに資格はいらないのです。
ご存知でしたか???
前記しましたが、ホーム施設に介護保険サービスの許可を得ているので、介護スタッフには資格は要求されません。
実は、介護業界に「介護士」は存在しないのです。
テレビで、事件を起こした人が介護事業の人だと、介護士と言われてますが、これはマスコミが勝手に行っていることだと思われます。
あえていうなら、介護福祉士です、ですが略して介福士といいますが、介護士とは言いません。
介護の現場での唯一の資格者が介護福祉士になります。
では介護スタッフの仕組みはどうなっているのか、実はユニット制、チーム制が多く、そこに介護福祉士や管理者研修(公的な研修)を受けた人が、ユニットリーダー、チームのリーダーとして介護サービスを行っております。
リーダー次第で介護のサービスにむらが出る事もあるようです。

 

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅(サ付き住宅)の前身は、高齢者専門賃貸住宅ですね。
これにも介護付きがありまして、適合高齢者専用賃貸住宅といいました。
ですので、通称:高専賃、適合高専賃といわれていた名残で、サービス付き高齢者向け住宅をサ高住っていうのが一般的ですが、間違いですので是非覚えてください、厚労省と国交省で考えた名称でロゴも皐の花です。
サービス付き高齢者向け住宅は、許可申請の指導の中に居室には、トイレ、洗面の設置と記されてますので居室にはきちんと設備があります。また共同で使える台所の設置が要求されてまして、設置不可の場合、居室にミニキッチンを設置する義務があります。
因みに私の運営するホームは、居室にトイレ、洗面、ミニキッチンを設置しているとても目珍しい住宅型有料老人ホームです。
申請時、適合高専賃仕様でしたので設備が充実してますが、法改正があり住宅型有料老人ホームに切り替えたためです。
サービス付き高齢者向け住宅にも介護付きが有るということを覚えておいてください。

 

サービス付き高齢者向け住宅ができた訳

実は、高専賃時代は厚生労働省が監視する事ができない高齢者用のアパート、マンションでした。
管轄は、国交省になりますので、不動産的な存在ですね。
正直、高専賃はトラブルも多く、問題がある住宅が多かったのですね。
そこで、厚労省が管轄に介入してサービス付き高齢者向け住宅制度ができたのです。
一般的には、こんな理由になってますが、実は別の理由もあるんです。
特養を運営するのは、非営利団体である社会福祉法人(通称:社福)で、実は社会福祉法人は介護付き有料老人ホームを運営することができないのです。
そんな時介護関連の法律が変わりまして、特別養護老人ホームには要介護3以上しか入居できないという事が決まりました。
当然、困りますよね~社会福祉法人!
そこで登場したのがサービス付き高齢者向け住宅なのです、当然社会福祉法人も運営できるよう厚労省が介入したんでしょうかね、詳しくはわかりませんが、おそらくそんな理由です。
事実、要介護3以上問題が決まり数か月前から、社会福祉法人が懸命にサービス付き高齢者向け住宅を建設しはじめました。
不思議なのが、非営利法人なのにお金持ちで、幹部は外車に乗ってますね(汗
これ以上は突っ込みません
本来は、介護付きでなくてもきちんとした安全な住まいを提供するためにできたのがサービス付き高齢者向け住宅なのです。
介護の有資格者あるいは介護の実務関連受講者等の24時間常勤等が義務付けされています。

 

サービス付き高齢者向け住宅は基本的に外部サービス

何が外部サービスかと言いますと、介護サービスが外部サービスになります。
外部サービスとは、訪問介護、訪問看護等の訪問サービス系の事業者ですね。
現状は、ホーム運営会社が訪問サービス事業を運営していて、形式的な外部サービスになっております。
抱え込み介護サービスとかいうと、なんだか悪いイメージですが、当然悪いサービスも多いのです。
ですが、介護サービス時間外もホームにいて職員として勤務、兼務の方が正しいですかね、そのぶん安心度は高いですね。
全員、訪問介護、看護として実績のある方たちですので。
訪問介護、看護、訪問サービス系の方たちは、普段普通にお客様宅へ行き、ご家族の前で介護、看護サービスをしているので実力もあり経験豊富な方が多いですね。
実は、今の介護サービスを支えているのは訪問系のサービス事業者かもしれません。

 

有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅どちらが良いの?

この問いには答えづらいのですが、私の経験上は住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅で外部介護サービスのホームをお勧めしております。
これは本音の話です、当然運営会社の方針で個別に良い所が沢山ありますので一般的に見てのお話とさせて頂きます。
外部サービスの訪問系のスタッフさんは結構介護に熱い方が多い事、また外部サービスはサービス提供時間が決まっておりますので、きちんと業務をしないと介護保険請求違反になり監査時に返戻する処分が下されてしまいます。
かなり厳しい監査が入りますので、安心して介護保険を使うことができます。
例えば、介護保険サービスには、起床、着床というサービスがありまして、きちんと服の着替えや、洗面、歯磨き等を介護サービスとして行っております。
一方介護付きでは、運営者によっては、一日中パジャマのままで過ごさせていたりって事が多いです。
ご家族の面会も事前に連絡が必要ってホームは、結構厳しいですね、面会に合わせて着替えをしたり、身なりを整えたりしているのを良く耳にしてしまうのです。
これは、退職した介護スタッフが、新しいホームで以前のホーム(勤務先)の話をするから、当然聴こえてきてしまうのです。
あまりネットではこの様なお話を書く方はいないと思います、当然自分の首を絞める様な事もありますから。
でも当サイトでは、介護の裏話等も含めて書いておりますので宜しくお願い申し上げます。

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