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母に続いて父まで認知症!?

ある日、スーパーからの帰り道が分らなくなって、夜中まで迷子になっていた父ですがその後、徘徊の頻度は高くなってきます。
最初のころは月に1回程度だった「迷子」が、段々と月に2~3回、週に1回と、迷子になる回数が増えてきました。
それでも先に壊れてしまった母が家事一切しなくなってしまったので、父が責任感からか、勤めから帰ってくる娘=私のために、毎日夕飯を作ってくれていました。
家事をすることで父は父なりに自分の心の均衡を保とうとしていたのかもしれませんね。
スーパーからまっすぐ帰れなくなったことに自分でも不安を覚えていた父ですが、やはり自分が認知症であることを認めたくないのか、その見極めも付かなくなってしまったのか、認知症の症状は徐々に進んでしまいました。
ある日、一晩中帰らない事がありました。
一晩中起きて待っていると、明け方近くに警察、それも自宅から10km以上離れた市にある警察署から連絡があったのですが、さすがに私もホッとするより途方にくれました。
どこをどう通ったらそんな場所に自転車でいけるのか、これは認知症確定だなと・・・
いつものように自転車で近所にスーパーに買い物にいったものの、やはり帰り道が分らなくなり、自転車でどこをどう回ったのか、徐々に円を描くように遠くへ遠くへと走り続けていたようでした。
父が保護された警察署は国道沿いにありましたから、明らかにいつも通っている道とは景色が違っているのですが、おかしいと思いつつも「自分は方向音痴だから、ちょっと道を間違えてただけだ」と思って、どんどんどんどん、遠くへ走って行ってしまったようでした。
季節は初夏で、かなり蒸し暑くて父の脱水症状を心配していたのですが、案の定、水分補給もせず、ただただ走り回っていただけのようでした。
幸い途中で倒れることも事故に遭うこともなく、通りかかった警察署の警官に声をかけられて保護されたのですが、さて、車に乗らない私はどうやって迎えに行こう・・・
仕方ないのでタクシーで迎えに行き、父の自転車は警察に預かってもらうことにしました。
後日、別に所帯を持っていた弟にワゴン車を借りてもらって自転車を取りに行ってもらったのですが、こんなことが頻繁に起こるようだと本当に困ってしまいます。
私は会社勤めを辞められなし、母は既に認知症で父の助けにはならないし、もう、預かってくれる施設を探すしかないのかな、と本気で思い始めました。
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